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2026.02.12
立誠コラム
(2026年)洛北高等学校附属中学校(洛北中)適性検査・面接、および合格点について
追跡調査による、洛北中「2026年入試」の合格点
こんにちは。京都市山科区・椥辻駅から南へ徒歩5分にある学習塾「立誠学院 椥辻南校」教室長(兼・西京・洛北中専門コース主任)の佐々木上より、以下、お届けいたします。
今年度(令和8年)入試の洛北中は、今までとかわらず、以下の3つの観点から合格者が選抜されました。
① 小学校5~6年の内申点
② 適性検査(100点✕3科目、合計300点満点)
③ グループ面接
結論から言いますね。今年度は、②の適性検査において185点が合否のボーダーだったようです。
200点を超えた子は、学校の内申点に関わらず、合格できたのではないでしょうか。
今年度も、立誠学院では「万全の面接特訓」を行いました。
・・・が、最初は一言も話せず、泣いてしまう子も。
といっても、今年、立誠学院から洛北中を受験したのはたった1名です。
結果、その子も無事、合格できました(したがって合格率は100%です)。面接に必要なのは、「毅然と、熱意を伝えること」ですが、じゃあどうやって伝えればいいの、という問いに、超・具体的に答えてあげなければ、子どもは自分の志望理由すら見失ってしまいます。

適性をみる検査Ⅰ(国語分野)
できれば70点、理想をいえば80点が目標です。ただ、50点台での合格例もありますから、国語を失敗しただけで、当日落ち込んではいけません。
洛北中学校は、かつての学校説明会で「いまの出題傾向を変えることはしない」と明言されておられました(もう17~18年ほど昔のことです)。その公言通り、洛北中はいまも、自然科学に関する論説文2題と、361字~450字の体験型作文という出題構成を守り続けておられます。
洛北中学校の出題例にならって、花園中学校や京都橘中学校といった学校でも、適性検査型の国語を出題する学校があり、特に花園中学校のプレテストでは作文問題が50点を占めています。一方、洛北中学校の作文問題は、配点が50点に満たないと予測されます(40点程度、でしょうか)。その根拠は、作文がまったく書けずに、それでも54点を取って合格できた子がいるから(笑)です。
洛北中学校の国語は、過年度、物語文、文学史・難解な国文法が出題されないことが共通していていますが、物語文の読解もまた、論説文の読解力向上には不可欠です。それゆえ、くれぐれも、一般的な出題傾向や、出題予測にまどわされないように。
この記事を読んでおられる保護者のお子さまが、小~中学年である場合は、特に、読書の習慣を大切にしてください。「岩波ジュニア新書」が望ましいですが、それもお子さまの興味・関心をひかないのであれば、無理強いしてもいけません。別の記事でも触れているように、「小学生新聞」もまた、自然科学・社会科学の理解、および読解力の成長に、大きな助けとなります。
適性をみる検査Ⅱ(理科・社会分野)
第1問。
「足利義政が建てた銀閣の近くには、東求堂という建物があり、ここに和室の原型である書院造がみられる。」「龍安寺には、石や砂を用いて、水の流れや山の風景を表現した庭があり、このような庭を枯山水という。」
などといった京都府に関する4つの選択肢のうちから、適切でないものを選びなさい。
・・・という問題、だれが解けるのか、京都府への愛が試されているのか?(笑)とも思われますが、洛北中学校はあくまで公立中学校であり、学習指導要領を超えての出題はされません。この問題もまた、別の選択肢を読めば「東大寺に大仏が作られたのは京都ではないよな」と、分かるはず。
もっとも誤った勉強法は、「そうか、これが京都学か。京都ジュニア検定を受けなければ!」です(笑)
大丈夫、他府県から引っ越してこられた方にも、出題は平等です。
理科では「対照実験」が出題されました。これも、小学校の教科書でおなじみですね。
洛北中学校の出題は「京都府共通問題」です。だから、「中高一貫校の南陽中学校の過去問も買っておこう!」というのも、やはり誤りです。なぜなら中身が同じだから、です(笑)。異なるのは合格最低点のみです。
塾に通っておられる方は、塾で使用しているテキストの単元のなかで、明らかに不要なページに時間をとらわれすぎないようにしてください。私立中受験を目指す子に向けてのテキストや、あるいは「五ツ木・駸々堂模試」のなかには、洛北中学校の受験に不必要な単元や知識も、たくさんありますよ。
適性をみる検査Ⅲ(算数分野)
他の科目にもよりますが、50点がひとまずの目標点。合格者平均はおよそ60点かと推定します。
いつものことですが、最後の空間図形の問題(課題4)は、空前絶後の難易度です(笑)。解けない、解ける気がしないのは当たり前のこと。それよりもまずは、洛北中特有の「整数問題」や、単位量あたりの問題を大切にしましょう。
絶対的に必要なのは「計算力」です。市販本のなかで、強いて挙げるならば「合格トレイン(数と計算)」がおすすめですよ。もちろん、がんばれば1~2日で終わってしまうような学校準拠の計算ドリルなどでは、とても太刀打ちできません。

学習塾の選び方について
立誠学院の西京・洛北中専門コースは、入学テストによる選抜を行いません。たとえ入学テストが0点でも受け入れます。そのうえで、京都府最高級の合格率をお約束します。
西京・洛北中専門コースの子たちは、日ごろ応援してくれている同じ塾内の中学生たちに、自分たちからお礼が言えるような子たちばかりです。卒業後、何年先までも友達でいつづけられるような、最高の仲間と、最高の思い出ができたはず。
私が体調が悪いときには、たくさんの差し入れをいただきました。私の誕生日には、色紙をふくめた、たくさんの手紙ももらいました。子ども同士では、レオンカードという塾内でもらえるポイントカードをあつめて、お菓子に交換し、見守ってくれた中学生たちへ、と恩返しをしていました。全員、とても元気で、幸せそうです。
そしてまた、受験を終えたこの2月は、保護者の方々が主催で、塾の近くの料理屋さんで「おつかれ会」が開かれるようです(笑)
では、講師陣が、本当に子どものことを思っているのかどうか。指導に本当に自信を持っているかどうか。
学習塾の、簡単な見極め方法をお教えしますね。
こう、質問してみてください。
「卒業生してからも、生徒さんがこの塾に顔を出したりしますか?」
「卒業生のなかで、ここで働いている子はいますか?」
「先生は、卒業生の結婚式に行かれたりすることもありますか?」
・・・それらの問いに、「卒業しても、中学校のテスト期間になればみんなそろって顔をだします」「何年経っても自習教室にいます」「立誠学院の個別指導で講師をしている先生方は、ほとんどが教え子ですよ」「結婚式も行くし、それどころかお見合いを設定してくださる(笑)ご家庭もあって、ご縁はえんえんと続いています」
・・・という返事が返ってくるのならば、その学習塾は、間違いなく、お子さまを大切にしてくださいます。
自分のこと以上に、子どもを思い、合否結果に泣いてくれる、そういう先生のいる学習塾を探してくださいね。

【この記事を書いたひと】
佐々木 上(ささき じょう)先生
立誠学院創業メンバーの一員。「西京・洛北中専門コース」主任。
各授業大会の優勝実績はナンバーワン。生徒・保護者からの信頼も抜群。
好きな食べ物はランチパックとコーヒー。苦手なのはスポーツ全般。50m走はもはや完走できる自信がない。